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2022.12.17
ハイラックスサーフ185 4WD HI LO
こんにちは!
ハイラックスサーフカスタムオーダーVEHICLEです。
ハイラックスサーフカスタムライフをお楽しみ頂くうえで、今回は4WDトランスファーレバーのHI LOギアについてお伝えします。
ハイラックスサーフ185は、パートタイム4WD方式が採用されており通常は2WD走行でFR(後輪駆動)です。
トランスファーシフトレバーの4WDスイッチを押すと、4WD走行に切り替わる仕組みです。
4WD走行にもHIとLOのシフト切替ができますが、使い分けについてオフロード未経験の方は分かりずらいですよね。
4H(4WD HIギア高速ギア)は一般的に4WD走行時に使用されるギアです。
主に雪道や荒れ地などの2WD走行が困難な場合に仕様します。
4LO(4WD LOギア低速ギア)は、ぬかるんだ道や急勾配、などのシーンで大きな駆動力を必要とするシーンやスタックした時の脱出の際に切り替えます。
初めてパートタイム4WDに乗られる方は、なじみのないレバーがATレバーの横にあることに戸惑いを感じる方もおられると思います。
そもそもパートタイム4WDというのは、2輪駆動(パートタイム式はFR)と4輪駆動を任意で選べるから、パートタイムと名が付いています。
他には、フルタイム4WDという随時4輪駆動の走行の車両があります。
なぜパートタイム4WDがある理由の一つとして、まずは燃費の向上のためで、エンジンが出力する駆動力を4輪に振り分け、さらにそれぞれの駆動輪が空転せずに抵抗になるわけなので、当然燃費が悪くなります。
そこで4WDが必要ない場合は2WD走行が出来るようにしてあります。
もうひとつの理由は、パートタイム4WDの弱点であるクルマが曲がる時に、内輪と外輪は別々距離を走るため、どうしても回転数に差が出てしまいます。
これをタイトコーナーブレーキング現象と言います。
それを解消してくれるのが、「ディファレンシャルギア」という装置で、左右輪の回転差を歯車で吸収して、同じスピードで違う距離を回ってもスムーズにしてくれます。
このタイトコーナーブレーキング現象は、乾いた路面でしかこの現象は起こりません。
オフロードでも実際は発生していますが、タイヤが適度に滑ることで上手く力が逃げているのであまり気にならないだけ。
最重要ポイント「パートタイム4WDでは、乾燥した舗装路では四輪駆動にしない事」
また4LOギアでのスピードを出す高速走行は危険ですので(そこまでのスピードはでませんが・・)、スピードを出す場合は必ず4HIに切り替えを行ってください。
4HIから4LOに切り替えるタイミングは?実際の切り替えは上記に書いてあることが分かりにくいです。
実際の走行体験から、タイヤのトレッドが埋まってしまう場合や少しでもタイヤが空転しだしたら切り替えのタイミングです。
余りそのような条件を走行することはありませんが、クロカン走行を楽しみに行く人は参考にして頂けたら幸いです。
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