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スタッフブログ
2021.11.13
ナローボディ加工 No,1
おはようございます。
今回は、ハイラックスサーフのナローボディ加工についてお伝えします。
まず、ナローボディって何?と言う方も多いかと思います。
ナロー(Narrow)を直訳すると「細い、狭い」という意味で、ナローボディを訳すと
「幅の狭い車体、幅の細い車体」という意味です。
対義語は、ワイドボディということになります。
元々ハイラックスサーフはワイドボディが標準仕様で、オーバーフェンダーが標準装備された車両です。
そちらのワイドボディハイラックスサーフのオーバーフェンダーを外し、ナローボディ加工をしていきます。
余談ですが、1モデルだけ「スポーツランナー」というグレードがあり、標準でナローボディ仕様です。
しかし、ガソリン2WDの仕様しかなく流通量も少なく、非常に希少モデルとなっており入手困難な車両です。
まずナローボディ加工するにあたり、オーバーフェンダーを外す作業をします。外した後に、100か所以上の穴がボディに空いています。
その穴をスムージング処理にて、車体と一体化させる作業を施します。
通常の穴埋めは、パテを使用しますが数か月乾燥させないと、パテ自体がやせて全塗装を施した後に、施工箇所にくぼみができます。
当店は、金属プレートを溶接した後にごく薄くパテ埋め作業で車体をスムージングします。
塗装後の施工箇所が数か月後でも変化しない取り組みをしています。
この地道な作業が非常に時間のかかる処理になります。
ここまでに費やす時間は、専任スタッフが数日掛けてスムージング処理を行っています。
スムージング処理でシンプルなボディに変えた後は、塗装準備のための下処理を施します。
全塗装を施しますが、直接塗料を塗るのではなく、塗装前に塗料が付着しやすくするために、
サーフェイサーという塗料を加工部分に塗装します。
その後、車体全体に細かい傷を付け、塗装が剥がれにくくする下処理を施工したのちに
お客様とお打合せしたボディカラーに塗装していきます。
次回は、全塗装の様子をお伝えしたいと思います。
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